寒空の下、夫婦で夜のウォーキング。親の老いや健康のことから、お互いの入院・救急車体験、そして壮絶を極めた出産・育児のリアルまでじっくり語り合いました。
🌙 今日のウォーキングトーク
親の老いと健康、お酒の付き合い方
おゆき:寒くなってきたね。ふと思ったんだけど、人間っていつかは弱って動けなくなる時が来るんだよね。自分の親の姿を見ていると、30数年後の自分を見ているような気持ちになることがあるよ。
ユースケ:そうだね。うちの家系も親族が病気で早くに亡くなったりしているから、健康のことは考えさせられるよ。
おゆき:ユースケがお酒をほとんど飲まないのは、身内の酒癖を見てきたからっていうのもあるんだっけ?
ユースケ:それもあるし、そもそも体質的に弱くて美味しいと思わないのもあるかな。
おゆき:お酒を飲んで人が変わるのって、遺伝というよりはその人のメンタルの弱さや、日常の不満がアルコールで表面化しちゃう部分も大きい気がするよね。気が大きくなって周りに当たっちゃうというか。
絶食のつらさと、はじめての入院生活
おゆき:そういえば、ユースケが入院した時のこと覚えてる?
ユースケ:最初の日は個室に入ったんだけど、真っ暗な病室でひとりぼっちになって「本当に入院したんだな」って心細かったのを覚えてる。検査前で緊張して全然眠れなかったし。
おゆき:個室代も結構かかったよね。
ユースケ:そうそう。当時は仕組みをよく知らなくて差額ベッド代を払ったんだよ。翌日からは検査で絶食になったんだけど、点滴をしているとはいえ、口から何も食べられないのが本当に一番つらかった。
おゆき:絶食は精神的にもくるよね。
ユースケ:数日ぶりに許可が出て食べたチョコプリンとおもゆ(粒のないおかゆ)が、信じられないくらい美味しく感じたよ。固形物が食べられるありがたみを痛感したね。
救急車に乗った経験と、もしもの備え
おゆき:ユースケは救急車で運ばれたことってある?
ユースケ:自分自身はないかな。付き添いで乗ったこともない。
おゆき:私は何回かあるよ。子どもの頃に事故に遭った時とか、大人になって過労で倒れた時。処置室のカーテンで仕切られたベッドに運ばれて、点滴を打ってもらったら数時間で落ち着いて帰れたんだけど、あの時は体がガタガタ震えて本当にしんどかった。
ユースケ:急に倒れたりした時、周りに人がいればいいけど、一人の時が一番怖いよね。
おゆき:最近のスマートウォッチやスマホって、激しく転倒したのを検知して自動で緊急連絡してくれる機能があるじゃない? ああいう機能はちゃんと考えられてるよね。
ユースケ:夫婦間でもそういう異変がすぐ通知される仕組みがあると安心だよね。万が一の時は迷わず救急車を呼べるようにしておかないと。
壮絶すぎる帝王切開と産後のリアル
おゆき:私の人生で一番しんどかった入院は、やっぱり長男を産んだ時かな。帝王切開だったから本当にお腹を切るのが怖くてたまらなかった。
ユースケ:そりゃ手術だもんね、怖いよ。
おゆき:下半身麻酔だから意識はあるし、先生たちの声も全部聞こえるの。無事に生まれて赤ちゃんを見せてもらった瞬間は感動したけど、地獄はその後だった。子宮が元に戻ろうとする「後陣痛」が激痛で、本当にこの世のものとは思えないくらい痛くて。
ユースケ:よく男性に例えるなら急所を強く握りつぶされるような痛みって言われるやつだよね。
おゆき:そう! その鈍痛と鋭い痛みが混ざったような激痛。しかも術後は足がパンパンに浮腫むから、血栓予防の着圧ソックスを履かされるんだけど、それも痛い。さらに助産師さんからは「癒着を防ぐためにできるだけ早く動いて」って言われて、お腹を押さえながら必死で歩いたよ。
ユースケ:そんな状態から母乳をあげるのも大変だったよね。
おゆき:最初は上手く飲めなくて乳首が切れて血が滲むし、胸は岩みたいにカチカチに張るし。助産師さんにマッサージでほぐされる時は痛すぎて涙が出たよ。出産の痛みを乗り越えても、次から次へと試練が続くんだよね。
ユースケ:話を聞くだけで頭が下がるよ。男には到底耐えられないと思う。命がけで産んで育てる女性は本当にすごいよ。
親への感謝と、これからの子育て
おゆき:次男の時はある程度流れが分かってたから、術後すぐにベッドの上で意識して体を動かして、回復も早かったんだけどね。でも、子どもたちのために命を張れるお母さんの気持ちは、自分が経験して初めてよく分かったな。
ユースケ:自分の親も、そうやって育ててくれたんだもんな。
おゆき:うちの親は「孫の顔が見たい」とかプレッシャーをかけてくることも一切なかったし、結婚の時もあれこれ口出しせず見守ってくれたよね。今思うとすごくありがたいことだったなって。
ユースケ:そうだね。親への感謝を忘れずに、自分たちも子どもたちをしっかり支えていかないとね。
💡 今日の気づき・学び
・健康管理と見守りの重要性:急な体調不良や転倒に備え、スマートウォッチ等の緊急通報機能や位置情報の共有など、テクノロジーを活用した家族間のセーフティネットを整えておく価値は高い。
・出産・産後の過酷さを理解する:出産は分娩時だけでなく、その後の後陣痛、授乳トラブル、身体の回復期まで壮絶な負担が続く。周囲の理解とサポートが不可欠。
・親世代の距離感への感謝:過度な干渉をせず見守ってくれる親の存在は当たり前ではなく、ありがたいもの。元気なうちに日頃の感謝を伝えていきたい。
📝 ひとこと
寒さで体が冷える夜道でしたが、昔の思い出や家族への感謝を語り合っているうちに、心はしっかり温まりました。
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